WEB MAGAZINE

Vol.1
気分も軽やかに、休日のファミリー・ブランチ


東洋の文化にインスパイアされた大理石のシックなテーブルと70年代のデザインを意識したオーガニック(有機的)でユニークな形のチェアが、心と身体に穏やかで軽やかな風を運んでくれます。
そんな気持ちのいい休日は、家族でカジュアルなブランチを。フォカッチャファルチータを頬張りながら、「さて、今日はどこへ行こうか?」と会話も弾む、楽しいホリデーのスタートです。


それぞれに美意識を持ちながらお互いの感性をリスペクトしあう、デザイン感度の高いファミリーが集うテーブル。休日ブランチのコーディネートの主役は、ル・コルビュジエによる手描きの原画とともに復刻したテーブルウェアコレクションです。具材がはみ出るくらいのボリュームがイタリアンらしいフォカッチャファルチータを乗せた丸いプレートには「魚」が、目玉焼きとサラダを乗せた四角いプレートには「開いた手」(ル・コルビュジエが建築にも繰り返し用いた平和の象徴)が装飾されています。料理を食べ終えると、また新たに物語が始まる……そんなコーディネートで、日常がアートで彩られていきます。


photo credits : DePasquale + Maffini Collection Chandigarh
designed by Le Corbusier - in collaboration with Ginori/Cassina

Food Recipe

2種類のフォカッチャ ファルチータ

INGREDIENT
パン・・・・・・・・フォカッチャ

ツナソース(フォカッチャ2つ分)
 ツナ ・・・・・・・・85g
 マヨネーズ・・ ・・・50g
 白ワインビネガー・・ 5g
 ケイパー ・・・・・・2g
 (材料すべてをフードプロセッサーにかける)
プロシュットコット適量

ルッコラ(塩とオリーブオイルで味付け)・・適量
モッツアレラチーズ(薄切り)・・・・・・・適量
アンチョビ(手でちぎる)・・・・・・・・・適量
RECIPE
①パンは上下に切り分ける。
パンに厚さがある時は、中身を少し削いで薄くするときれいに仕上がります。
②上のパンにツナのソースをたっぷり塗り、下のパンにプロシュットコットを乗せて上のパンではさみます。
③マヨネーズとマスタードを薄く塗り、下のパンに味をつけたルッコラ、スライスしたモッツァレラチーズ、アンチョビを乗せて上のパンではさみます。

インサラータ ディ フィコ

INGREDIENT
いちじく・・2ヶ
トレビス・・1/2
いちご・・4ヶ
ゴルゴンゾーラチーズ・・40g
赤ワインビネガー・・適量
バルサミコ酢・・適量
RECIPE
①トレビスは1口大にちぎっておく。いちじくは1/6、いちごは1/4にカットします。
②ボウルにトレビスといちごを入れて、塩・胡椒・オリーブオイル・赤ワインビネガーで調味します。
後でゴルゴンゾーラやバルサミコ酢がくるので薄味にしておきます。
③②をお皿に移し、カットしたいちじく、小指くらいにカットしたゴルゴンゾーラチーズをバランスよく盛り付け最後にバルサミコ酢をたらして出来上がり。

今回使用したアイテム

Cassina
559 SENGU TABLE
Cassina
562 DUDET
  • REVOL
    LES ESSENTIELS
    φ26cm
  • Cutipol
    DUNA

  • Karakter
    Sferico 1
    W7 × D7 × H14.5cm
  • Cassina
    COLLECTION CHANDIGARH
    Poisson ラウンドトレイ φ35cm
  • Cassina
    COLLECTION CHANDIGARH
    La Main Ouverte
    スクエアトレイ
    33x33cm
  • SOCIETY
    NAP LIGNE
    50×50cm

Special Thanks

メニュー考案のご協力
アンティカ トラットリア シュリシュリ
シチリア料理を中心とした、イタリア各地の伝統料理をベースに、シンプルに美味しい料理を追求。四季折々の食材・素材の持ち味を引き出すために、細やかな技術や調理法を駆使した、手間暇をかけたメニューを提案。カジュアルで居心地の良いトラットリアでありながら、星付きリストランテで修行を積んだシェフが手がける高いクオリティの料理が楽しめます。
〒107-0062 東京都港区南青山2-18-20 南青山コンパウンド1F 
TEL 03-6721-1331  @ciuri.gaien
シェフ 佐藤 裕介 Yusuke Sato
大学を卒業して「イル カランドリーノ 東京」に勤務後に渡伊。
ピエモンテの1つ星の老舗「グイド ダ コスティリオーレ」などで2年間修行を積み、帰国後は「ブルガリ イル リストランテ」に勤務。ジュニア スー シェフを務めた後、三軒茶屋のトラットリア「ナティーボ」の立ち上げに携わった。2018年5月より「アンティカ・トラットリア シュリシュリ」のシェフに就任。
編集/ライター 神崎典子 Noriko Kanzaki
東京生まれ。フリーランスの編集・ライターとして、人物インタビュー、旅、落語、料理、幼児教育などをテーマに雑誌・書籍・webで活動。某自動車メーカーのオーナーズマガジンにて、宿と食をテーマにした連載を12 年以上担当(現在も継続中)。
2008年、横須賀市秋谷へ移住。心の師匠である思想家で環境活動家のサティシュ・クマール師が提唱する「Soil、Soul、Society」を軸とした暮らしを実践中。