2020.07.01[青山本店] 緑の階調 ー鎮静の空間のためにー

緑の階調 -鎮静の空間のために-
緑の階調 -鎮静の空間のために-
緑の階調 -鎮静の空間のために-
緑の階調 -鎮静の空間のために-
緑の階調 -鎮静の空間のために-
緑の階調 -鎮静の空間のために-
緑の階調 -鎮静の空間のために-

アートギャラリー「デラルテ」ではこのたびの新作展示テーマ「BOTANICAL GARDEN」に沿って、美しい森の静けさが持つ、心を鎮めるアート作品を集めて展示をいたします。

緑の階調と名づけられた本展は、色彩の持つ力、アート自体が持つ力が、人の暮らしを鎮静させ、自らを取り戻す契機になると企画されたものです。窓辺の緑、ファブリック、雑貨、そしてなだれ落ちる美しい緑の階調は、暮らしの場所にいながら、森閑とした森の緑の記憶の中にあなたを誘いこむに違いありません。楽しみながら工夫されたインテリアは、人をゆるやかに蘇生させ、更に来るべき美しい明日を予感させてくれるものです。


緑の階調 ー鎮静の空間のためにー
会期:2020年7月9日(木) - 9月8日(火)予定
開催店舗:青山本店2階 アートギャラリー DELL’ARTE(デラルテ)
展示作家:眞壁陸二、沓澤貴子、馬場俊光、浮須恵、秋岡美帆、ELLSWORTH KELLY、MAX BILL 他

オンラインガイドツアー

動画のサウンドをオンにしていただくと音声ガイダンスをお楽しみいただけます。

作品リスト

眞壁陸二 (Rikuji Makabe)
金沢生まれ。 日本の伝統的な杉戸絵の構造や俯瞰の視点を援用し、その作品は現代絵画が豊かな水脈の上にあること、それを改めて認識させてくれます。斬新でありながら、深い安堵を誘う絵画の背後には、このような日本の伝統的な美術表現によって裏打ちされていたのです。鮮やかな緑は時として九谷が用いる釉薬さえ思わせ、また筆触を鮮やかに見せる作品「階調の森」は、そのなだれ落ちる緑の圧倒的な色彩が私達を大きく包みこみ、やがて見る者を森閑とした森に誘いこんで行きます。
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沓澤貴子 (Takako Kutsuzawa)
記号を排し、線と筆触、色彩を用いて専ら抽象的な画面を作りだす彼女の作品は、絵画が今ここから生成されるという現場に立ち会う喜びを味あわせてくれます。言わば何か、何ごとかが、この絵画の中からゆっくりと姿を現す、そんな密かな力が絵画の深奥に胚胎し蠢動することを感じさせてくれるのです。緑の色彩が更に原初的な何かを生んでいるのか?また長大な命を生きながらえる木立の力なのか?改めて抽象絵画の強い可能性を感じさせてくれるものです。
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馬場俊光 (Toshimitsu Baba)
匿名、普通の風景を、緑の単色で描く。緑は、美しく濃い溜まりと、モヤとも見まがう表現で描かれ、それは輪郭を持たず遠くまで幾重にも続いています。馬場作品は、もどかしくも曖昧、しかし既視的で懐かしく、深い記憶の底にある風景を思わせます。言い換えれば夢の中で見る風景にも似て、私たちが今までに多くの風景に触れ囲まれながら、その中からゆっくりと自分の中に沈静させた、かけがえのない風景なのかもしれません。
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浮須恵 (Megumi Ukisu)
すべてリトグラフを用いて表現をしています。題名「森の色相」からお分かりのように、森が内包する折り重なる色彩の諸相とその揺らぎをとらえて表現したものです。また「エメラルド」という作品は、時間がゆっくりと育てた宝石の緑の諸相だけに、色彩というより時間の経過、その時の震えに触れると言ったほうがいいかもしれません。リトグラフという表現は、絵の具がともすれば色彩を封殺することを考えると、一層透明を誘い、森の諸相を問い、エメラルドの時間を問うための有効な手段として選択されたものです。
オンラインストアで購入:森の色相1 / 森の色相3 / エメラルド
秋岡美帆 (Miho Akioka)
木立の写真画像をデジタル処理し4色分解、その後インクで紙、キャンバスに吹き付けるーいわゆるNECOプリントで作品は制作されています。元来、木立は影と光を孕み、更に大きな風を自らに取りこんで、線と美しい色彩を見せてくれるものでした。秋岡はその一瞬を巨大な支持体に留めて、まるで抽象絵画のような作品を生み出していきます。木立を見上げたその一瞬の美しい揺らぎを、色彩と線で表現し私たちを一挙に包み込んでしまうのです。
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エルスワース・ケリー (Ellsworth Kelly) アメリカ
いわゆるハードエッジ(色面の輪郭を主体に制作する作家の傾向)の代表的な作家。形態と色彩だけでアートは自立できると考える、ミニマルな作家の一人です。1920年代、マチスのパピエコレ(形態と色彩の獲得)の影響も大きく、作品は強度な緊張感を感じさせます。
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マックス・ビル (Max Bill) スイス
彫金、工芸を学び ル・コルビジェの影響から建築も手掛けました。全盛期のバウハウスで学び機能主義的造形を継承しバウハウスの最後の巨匠と言われています。デザイン,グラフィック、インテリア工芸、 その幅は広く本作品も単純な形態に、多数の色彩を乗せてそれぞれの差異を表現したものです。
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