night curtain【作家】中矢 いくみ
- 概要
- サイズ
- ギャラリー
- 配送・納期について
- Brand
- ARTE ANELLO(アルテ・アネッロ)
- 作品名
- night curtain
作品仕様
- ■制作年
- 2015年
- ■エディションNO.
- 2/7
- ■技法
- リトグラフ
- ■イメージサイズ
- 51.8 x 69.8p
- ■フレームサイズ
- 77 x 94.5p 重量=3.95s
- ■額の素材と仕上げ
- P-15 白
- 特記事項
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*額装された状態での販売となります。
*展示にも使用するため、額に細かい傷がみられる場合もございます。
*店舗と在庫を共有しておりますので、ご注文確認後に作品の販売状況を確認しご連絡いたします。
*ギフト対応不可となります。
*掲載画像は、モニター環境によって現物と色味が異なる場合がございます。
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作家について
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作家略歴・作品紹介
【作家からのコメント】
「まなざしの本質」をテーマに、その視線が見るものを投影しながら、視覚として見えているもの以外に見ているもの、または在るもの、空気感や心象風景を「ものの見方」にこめて表現することを試みています。 数年前までは投影物の対象をわかりやすい風景やランドマークで描くことが多かったですが、最近ではどこか特定できないシーンを切り取って描くように方向性が向いています。 また投影物のない「まなざし」を表す作品もあります。 近年は、まなざしを追求していった結果、陰と陽の両方が映り込むことが多くなり、それは視覚上の光と陰の関係でもありますが、光があるから陰が存在し、陰は光なくしては陰となり得ない、いわゆる光と陰は常に表裏一体であり、共存しているのであって、それはまなざしも心理も同様であるととらえだしたことから、同じモチーフで対となる作品を描くこともよくあります。 また、まなざしから得た心の投影をかたちに置き換えて、色とテクスチャに込めて構成することに試みることも好きで、そのような抽象的な美学にも興味を持っています。 もともと直接的で感情があふれでる表現方法には居心地の悪さを感じ、クールでソフトな表現方法を好むため、ペインティングやドローイングの直接技法よりも、間にカメラやプレス機などの機械をはさんでイメージを客観化させられる、間接技法である版画や写真を好む傾向がありました。
いったん手で描きおこしながら版に移し取って手から離れさせてイメージを完全にクールダウンし、露わにさせないようにして、版種はリトグラフやシルクスクリーンに勤しんでいます。
版画技法を発展させることも好きで、新しい画法や刷りの効果を積極的に試します。 その結果得られたものが頭の中にあったものと変わって生まれることもあり、自らの想像通りで終わらないところが版画の好きな部分かもしれません。
モチーフは、普段から写真を撮るのが好きで、アーカイブを豊富に持っています。 あるときその中から、イメージが脳内で浮かび上がり、制作のアイデアが出来上がります。 ですから自分でも次にどのイメージが作品になるのかは前もってわかっている訳ではありません。
【略歴】
1993年 Manchester Metropolitan University
(イギリス) ファインアート基礎科終了
1997年 University of the Arts, Chelsea College of Art
BA(イギリス)彫刻科卒業 2004年
リトグラフ制作を始める
2005年 L’ART VERITEリトグラフ研究所所属
2013年 シルクスクリーン制作を始める
2014年 ドイツPictoplasma Academy 修了
【展覧会】
2015年 PICTOPLASMA FESTIVAL2015,
Urban Spree Galerie (ベルリン)
2016年 Monstrodamus Group Exhibition,
We Dance Like Monsters (WDLM)
- An international collective of 27 artists,
WHITECONCEPTS gallery(ベルリン)
2017年 個展 DARKSIDE
プロモ・アルテ
プロジェクトギャラリー(東京)
第13回浜松市美術館版画大賞展入選(静岡)
2018年 第7回 山本鼎版画大賞展入選(長野)
2019年 第39回世田谷区民絵画展
準グランプリ受賞(東京)
額装済(店舗と共有在庫品)