大人と子どもが居心地の良い空間

大人と子どもが居心地の良い空間

小さい子どもがいる家庭では、ゲストを家に招く機会が増えます。でもゲストが遊びに来るたびに気になるのが、子どもがいる家ならではのインテリアの悩み。たとえば、部屋のあちこちに散らかったおもちゃや、お気に入りの家具と子ども用家具のミスマッチなど。あるいは、動きまわる子どもから目が離せないため、ゆっくりおしゃべりができないなんてこともあるかもしれません。子どもがいても、スマートにおもてなしをしたい。ゲストと会話を楽しみたい。そんな思いを叶えるために、大人にとって居心地の良いインテリアでありながら、子どもも楽しく遊べる空間づくりを考えました。

ミックスコーディネートで調和するリビング

ミックスコーディネートで調和するリビング

リビングの要となるソファには、座面が低く、大人も子どももゆったりとくつろげる「MEX CUBE(メックスキューブ)」をコーディネート。張り地は、汚れが目立ちにくいグレートーンのファブリックを選びました。システムソファなので、シートを追加して組み合わせの変更を楽しめるのが魅力。子どものお友達が遊びに来た場合も、オットマンをソファにつけるなど、即席で子どもの遊ぶスペースをつくることができます。 シックなテイストのソファに遊び心を加えるのが、ヴィヴィッドなグリーンが目をひく「MEX CUBE(メックスキューブ)」のオットマンと「K06 AKI BIKI CANTA(アキ、ビキ、カンタ)」のラウンジチェア「AKI(アキ)」、パッチワークが印象的なスウェーデンの老舗ブランド「KASTHALL(カスタール)」のラグです。子どもが好む色やポップなアイテムをバランス良く散りばめることで、子どもの存在が感じられる雰囲気にまとめました。それぞれテイストの異なる家具で構成されていますが、ソファやサイドテーブル、ラウンジチェアなどに丸みのあるフォルムを選ぶことで、全体として調和のとれた空間に仕上がっています。

子どもが遊べるスペースを

子どもが遊べるスペースを

リビングにいながら子どもを見守ることができるように、部屋の一角に設けたのは子ども用のスペース。子どもが自由に行き来できるように、リビングとの間仕切りはつくらず、ひとつづきの空間にまとめました。デスクは「コン ドット テンポラリー・ファニチャー」。チェアは70年代の名作、パントンチェアの子ども向けサイズをセレクト(取扱い:ザ・コンランショップ)。子どもの好奇心を刺激するのは、ママお手製のテントや落書きをモチーフにしたラグ。リビングと同じ「KASTHALL(カスタール)」のラグをコーディネートすることで空間のトーンを合わせました。

子どもにこそ知ってほしい名作家具

リビングでさり気なく存在感を放つのは、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンによってデザインされた「LC1 スリングチェア」。1929年の発表から80年以上の年月を経てもなお洗練された佇まいを見せるのは、名作家具と言われる証です。メンテナンスをしながら長く使い続け、子供に受け継いでいく。そんな上質なモノとの付き合い方は、子供に教えておきたい価値のひとつです。
子どもにこそ知ってほしい名作家具
専用の収納スペースを確保

専用の収納スペースを確保

散らかりがちな子どものいる空間をすっきりと片付けるためには、専用の収納スペースを確保すること。キャビネット「LOTUS(ロータス)」は、あらゆる空間にフィットするシンプルなデザインで、リビングから続く子どものスペースも、スタイリッシュな印象に引き締めます。スチール製で汚れを落しやすい点も子ども用の家具に外せないポイント。キャスターが付いているので、子どもの成長に合わせた模様替えにも重宝します。
K06 AKI ラウンジチェア
K06 AKI ラウンジチェア
Designer TOSHIYUKI KITA
喜多俊之による作品。
動くラウンジチェアをイメージし、
360°回転する
271 MEX CUBE  ソファ
271 MEX CUBEソファ
Designer PIERO LISSONI
フレキシブルな組み合わせにより、
様々なレイアウトに対応する
システムソファ。
LC1  スリングチェア
LC1 スリングチェア
Designer LE CORBUSIER,
PIERRE JEANNERET,
CHARLOTTE PERRIAND 
機能性を追求したデザイン。
座る人の姿勢に合わせて
背もたれの角度が変化する。
自然と家族が集うダイニング

自然と家族が集うダイニング

朝起きて、焼きたてのパンを頬張る。学校の宿題をする。1日の終わりにみんなで食卓を囲む。ダイニングは、そんなふうに自然と家族が集まる場所であってほしいから、ダイニングチェアは子どもにも使いやすい機能性を重視しました。カッシーナのアイコニックな存在である「SUPERLEGGERA(スーパーレジェーラ)」はイタリアモダンの巨匠、ジオ・ポンティのデザインによるもの。強度は保ちながら、その名のとおり、子どもも持ち運びできるほど超軽量。また座面のカバー(ファブリック、革素材)は取り外し可能で、交換ができます。使い古したら買い替えるのではなく、家族の温かい記憶を刻むインテリアを選ぶ。そんな視点が、家族が集うやさしい空間を生み出すのかもしれません。