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PHILIPPE HUREL

PHILIPPE HUREL

THE STORY OF PHILIPPE HUREL

フィリップ・ユーレルは、フランスで大きな成功を収めている家具デザイナーです。
彼はベルギーで建築とインテリアを学んだ後、アメリカでクリエイティブな分野における自由な創造の大切さを認識します。この経験がフィリップ・ユーレルコレクションの生まれるきっかけとなりました。「美が存在すれば、様々な可能性を自由に試すことができる。シンプルであることは、複雑であること以上の存在感をもつ」これを信条にフィリップ・ユーレルは、自らの家具のコレクションを発表します。クラシックな家具のデッサンをベースに、一層磨きのかかったシンプルなラインで、現代の生活空間にふさわしいフォルムの家具が次々と描かれることになりました。フィリップ・ユーレルのコレクションは、シンプルで、オーセンティックな美しさが感じられ、木の質感がよく活かされています。木のことを知り尽くし、何よりも木を愛する彼は、材種選びからこだわり、それぞれの良さを存分に引き出し、美しく優雅な家具を送り出しています。

PHILIPPE HUREL

FOCUS PRODUCT

  • LUCCA-ii
    LUCCA-ii
  • MALCOLM
    MALCOLM
  • SYDNEY
    SYDNEY
  • JULIANNE
    JULIANNE
  • SABLE DU TEMPS
    SABLE DU TEMPS
  • SIEGFRIED
    SIEGFRIED
  • MINA
    MINA

INTERVIEW

INTERVIEW
成熟した空間作りでポイントにされていることは何ですか?
お客様のニーズやテイストを確実に引き出し、住まわれる環境をまずは把握する。その上で独創的でありながら最大限お客様のライフスタイルを熟慮した空間、すなわち家具の素材・色・テクスチャー等の組み合わせ・アート・ラグ・照明・カラースキーム等、時を越え、いつまでも快適で高品位に過ごせることをまずは念頭においています。人生の1/3の時間を過ごす空間をどのようにご提案できるか… 最大・細心の配慮をしています。
ユーレル家具の美しさは丹精なフォルムと美しい素材・ディテールですが、家具をデザインされる際、
仕上がりの色、素材をイメージされて作られますか?
家具はデザイン、フォルム、機能、色、素材で様々な表情を作り出すことができます。ただし、デザインやフォルムだけを重視しては一人歩きしてしまいます。それゆえ、シンプルな素材、精緻な構造、そして機能を軸に基本的な骨組みをまずは作ります。
その上で環境やライフスタイル、想定される空間、使う人のテイストを鑑み、素材の組み合わせ、張り地、色、ディテールや技巧等の足し算をし、組み立てていきます。そしてディテール一つ一つに本当の意味での価値を追究していきます。
空間を作る際、何から決めていかれますか?
そこに暮らす人を想定し、そこでどのように暮らしていきたいのか。その方の好みや趣味、テイスト、住まわれる環境、求めているものを見極めた上でその方が想定しているであろうクオリティー以上の空間エレメントを落としこんでいきます。したがってこれという順番はありません。それは素材の組み合わせであり、生活エレメント全般のコーディネーションであり家具のデザインであり、カラースキームであり機能でありその全てが融合したものなのです。
数多くの家具(作品)に美しいテクスチャーが見受けられますがどういった時にインスパイアされますか?
異文化に触れた時、その文化のコンテキストの中で素材、色、技法がどのような伝統と文化的背景で生まれたのか… 旅の中での伝統的な技法やノウハウとの出会い、それを次世代に伝えている人々との出会いを通じ多くのインスピレーションを得ます。国境を越えてそれぞれの文化に根付いている彫りの技法、羊皮紙の技法、漆の技法、消えゆくアーティザンの工法を敢えて自らの作品のディテールの中に現代的なテイストをもって取り入れています。

PROJECT

フィリップ・ユーレル氏は、フランス国内外でホテルやレジデンスなど魅力的なプロジェクトを多数手掛けています。

CRAFTSMANSHIP

お客様のご要望に合わせて素材を一つ一つ選び、その人のためだけの家具にカスタマイズすること。フィリップ・ユーレルは、常にお客様に寄り添った家具作りを行っています。熟練の職人による精緻な手作業で加工が施された素材は、一つの家具としてできあがった際に家具の魅力を高める表現力を発揮し、まさにそれはフィリップ・ユーレルの真骨頂であるとも言えます。