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(C) CASSINA IXC. Ltd.


DELL'ARTE GALLERIA CICAP
THE STORY OF DELL’ARTE

カッシーナ・イクスシー青山本店では、2016年9月9日に新しくギャラリーをオープンいたします。
ギャラリーの名は<DELL'ARTE(デラルテ)>、イタリア語で「アートについて」というゆるやかに開かれたネーミングです。暮らしの快適、美しさは家具のみならず、ラグ、照明、ファブリック、アート、すべての力が統合、増幅し実を結びます。お客様の豊かなライフスタイルのデザインをお手伝いするため、このギャラリーでは今後もインテリアから発想を広げた独自のテーマで展覧会を開催するほか、イベントや店内展示コンセプトと連動させた作品展開を行います。

ARTETAVOLA(アルテタヴォラ)―食卓の愉楽―

"ARTETAVOLA"
the art of the table

ABOUT EXHIBITION

「ARTETAVOLA(アルテタヴォラ)―食卓の愉楽―」。
人は等しく空腹を感じ、生きるために食べ物を摂取します。それが長じて快楽となり、工夫を経て深い喜びを獲得するに至ったのです。何よりそこに家族、恋人、友人が集い、多くの会話が交わされて、テーブルは人生の華やかな愉楽の場所となりました。テーブルはいつの時も私たちの祝祭の場なのです。
今回の展覧会は、テーブル周辺のアートを集めたものです。人が集うテーブル、椅子、カトラリー、花、花器、アート、何よりそこで楽しむすべてのものを提供してきたカッシーナ・イクスシーにとって最もふさわしいダイニングに潜む愉楽を、多くのアートを使って楽しんでいただこうと展示構成されています。本展は、2015 年ミラノ万博と並行して開催された「Arts & Foods」展(トリエンナーレ・デザイン美術館)にインスパイアされたものです。

【会期】
青山本店:2016年9月9日(金)〜10月24日(月)

【作家・作品内容】
A・ウォーホル、R・リキテンシュタイン、D・ナッシュ、G・モランディ、V・アダミ、J・ダイン、J・オピ、E・ルシェ、A・ルノワール、A・ジャコメッティ、W・ティーボー、L・バスマン、藤田嗣治、G・ディール、ホン・ハオ、L・アイグナー、西川勝人、城田圭介、櫻井伸也、内田かんぬ、宮本承司。 油彩、版画、写真、ポスターなど総点数60-80点。

A . Warhol, R. Richtenstein, D. Nash, G. Morandi, V. Adami, J. Dine, A. Renoir, A. Giacometti, W.Thibaud, L. Basman, Fujita, G. Diel, Hong Hao, L. Aigner, M. NIshikawa, K. Shirota, S. Sakurai, K. Uchida, S. Miyamoto
Oil canvas, lithograph, photos, posters

POINT OF VIEW

  • オーギュスト・ルノワール(1841−1919)
    オーギュスト・ルノワール(1841−1919)
    この作品は1890年に描かれました。印象派から脱却し、むしろラファエロやブーシェを志向していく時期の作品です。もっともルノワールらしい、ふくよかな、まるで人体を想像させる芳醇かつ豊潤な果実が描かれています。
  • アンディ・ウォーホル(1930−1987)
    アンディ・ウォーホル(1930−1987)
    日常を題材にすること、それをPOP ARTと言います。確かに食物は毎日触れる日常でしょう。しかしアメリカのPOP ARTは寂寥に満ちて、レモンは孤独に満ちて転がっています。寂しきレモンを食べる。トパーズのような香気がにおい立つようです。
  • ロイ・リキテンシュタイン(1923−)
    ロイ・リキテンシュタイン(1923−1997)
    ウォーホルに並ぶPOP ARTの作家。世界はすべてコミックのようにアミ点に解釈されます。ドライに、コミックの1シーンのように食べ物は置かれています。しかし300年前にはなかった食べ物の諸相がそこにはあって、私たちは食するという行為さえ時代そのものを口にするのだと思い知らされるのです。
  • ジョルジョ・モランディ(1890−1964)
    ジョルジョ・モランディ(1890−1964)
    モランディは生まれたボローニャからほとんど出ることもなく専ら静物を描きました。すべては小さな差異の中にあると言いました。専ら静物を描いた彼の本作品はまれな果実の版画です。ボローニャ美術アカデミー銅版画教授の彼にとってクロスハッチングで描かれた果物はあたかも息をひそめた静物のように描かれています。腐敗することもなく冷たい温度のなかで不動のままで、その周囲で時間も静止しているかに見えます。
  • 宮本承司(1988−)
    宮本承司(1988−)
    宮本の手にかかると日常の食べ物は一挙に人格を帯びて、食べる私と対等に並びます。思いもかけぬ諧謔があり、まるで挑むかのように食べてみろとさえ言い募る。宮本の木版画は、食材を旧来の私の友のように描き、深い愛情さえ私に呼び起こします。
  • リリアン・バスマン (1917−2012)
    リリアン・バスマン (1917−2012)
    ハーパーズ・バザーを中心に多くのファッション写真を手掛けました。このモデルはバーバラ・マレン。レストランの食事の終盤、デセールに及ぶ、ひとコマ。その写真はモデルのその美しい姿と相まって、生きる喜びをこちらに伝えてきます。一瞬にしかないエロス、これは写真にしか捉えることが出来ないものです。

HOME FURNISHINGS

  • ESPRO
    ESPRO
    カナダのバンクーバーに構えるESPRO PRESS(エスプロ プレス)は、創設者の一人であるChris R. McLeanの想いから始まりました。コーヒー農園のオーナーであった祖母と共にあるコーヒーの香りと思い出は、彼がマサチューセッツ工科大学で学ぶようになってから、おいしいコーヒーを科学する道へと誘いました。深くコクのある味わい、香り高いコーヒーオイルを残しながら微粉は取り除く構造で、フレンチプレスを超えた今まで味わったことのないコーヒーをお届けします。
  • MAUVIEL
    MAUVIEL
    フランス・ノルマンディ地方にある鋳造工房の多い町に設立されたMAUVIEL(ムヴィエール)社。前身はフランスの教会の鐘をつくる工房でした。豊かな食材を買い付けに訪れるシェフの依頼を受けて鍋を作り始め、その品質の良さで評判を呼んだ結果、MAUVEIL創立に至ります。伝統的な技法を守りながら製造を続け、料理人の情熱に応えるその高い性能は、創業から約200年経った今も、世界中で愛され続けています。
  • Murchison-Hume
    Murchison-Hume
    Murchison-Hume(マーチソンヒューム)は、オーガニック製品への意識が高いオーストラリアで創立された家庭用洗剤のブランドです。100%植物原料にこだわり、食品や化粧品に使われる人に優しい天然原料を厳選し、生産はすべて日本のクリーンな工場でブレンドされています。使い方がシンプルな洗剤であることをコンセプトに、性能面にもこだわった製品を作り続けています。
  • ZWIESEL
    ZWIESEL
    1872年にドイツ・バイエルン地方の町ZWEISEL(ツヴィーゼル)で創立。ハンドメイドの伝統とマシンメイドの技術を融合させ、いつの時代にも合ったガラス製品を作り続けています。技術や新製品への開発に力を注ぎ、その結果、世界で初めて鉛を含まない無鉛クリスタルガラス素材の開発に成功しました。生産過程においても、環境負荷と天然資源の使用を最小限に抑え、人体や環境にも優しいクリスタルガラスを生産しています。
  • HARIO
    HARIO
    1921年に創業し、日本で唯一、国内工場を持つ耐熱ガラスメーカーです。HARIO(ハリオ)とは、ガラスを意味する「玻璃(はり)」の王様=King Of Glass から名付けられました。近年、サードウェーブコーヒーの流れとともに、円すい形の「V60 透過ドリッパー」が世界のバリスタに愛され、世界70ヶ国以上でコーヒー関連商品を展開しています。