ヴィコ・マジストレッティによる
工業にインスパイアされたテーブル“EDISON”の復活

マジストレッティの自伝的デザインがカッシーナの歴史アーカイブから復活

ヴィコ・マジストレッティは常に「デザインは日記をつけるようなもの」、「一種の自伝」と言い、自分の家で使うことを想像できるプロジェクトしか開発していませんでした。したがって、カッシーナのカタログにあるEDISONテーブルの最初の写真が、マジストレッティの家のダイニングルームで撮影されたことは自然なことでした。

EDISONは、ヴィコ・マジストレッティのリ・デザインのコンセプトを表す完璧な例です。これは、彼がオリジナルのデザインを作成するためのソースとして、日常的または技術的な要素を共有するために頻繁に実施した方法です。マジストレッティは、「4本のスティールパイプを接続する最もエレガントなシステムの一つは、鋳鉄製のシンプルな十字型のジョイントを備えた、ガスプラントで使用されているものだ」と述べています。そして1980年代半ばに、歴史的なミラノのガス会社エジソンにインスパイアされた名前のテーブルが誕生しました。

カッシーナはヴィコ・マジストレッティ財団と協力し、真正性を最大限に尊重してこの作品を復刻しました。同時に、サイズをアップデートし、より現代的な素材を使用してこの復刻をよりコンテンポラリーな装いにすることにしました。ガラス天板のみにするという選択は、マットブラックまたはベッコ・ドーカ(マジストレッティが多用したオレンジ色のトーン)で塗装されたスティールベースの輪郭を際立たせ、湾曲したカーブを接続する特徴的な十字型のジョイントを強調します。
EDISONは、正方形、長方形、円形の仕様を展開します。

ミラノ・トリエンナーレで開かれるヴィコ・マジストレッティ展のパートナー

EDISONテーブルは、アイコニックなMARALUNGAソファ、NUVOLA ROSSAブックシェルフ、カッシーナの歴史アーカイブにある様々なモデルやコンテンツと共に、ミラノ・トリエンナーレのヴィコ・マジストレッティ展で展示される予定です。

Edison table by Vico Magistretti – Cassina
Measurements: tube diam. 4cm
square 150x150xh.73.5cm
rectangular 210x110xh.73.5cm; 240x110xh.73.5cm
round diam. 165xh.73.5cm

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