LCの新しいカラーシミュレーションをお楽しみいただけます。
FrameとLeatherをお選びください。
※モニターやブラウザ等により、色合いや質感が実際の商品と若干異なる場合がございます。 Choose the Frame and Leather to enjoy various color simulations.
Note that the color tone and texture may vary
depending on your monitor and browser

フレーム

カッシーナ社はこれまでLCコレクションに使用されていたクロムフレームの生産・廃棄工程を綿密に調べ、従来採用していた六価クロムから、毒性や環境への負荷がより少ない三価クロムに変更することとしました。また、ル・コルビュジエ財団ならびに共作者の著作権継承者と共にLCコレクション誕生の際の本質的な精神に立ち返った商品刷新を試みており、1978年にLCコレクションのプロジェクトをカッシーナ社がシャルロット・ペリアンと進める中で確認したオリジナルの色合いを反映させたカラーパレットを今回展開します。その新たなカラートーンはいずれもペリアンのアーカイブ集や美術館に収蔵されている作品を研究する過程の中で発見され、再現・復刻したものとなっております。

Frames

After having researched the industrial process adopted in the production and disposal of the chromium used in the LC Collection models, Cassina decided to employ the trivalent chromium, a safe and considerably less toxic alternative to hexavalent thanks to lower chromium concentration levels, less air emissions and consequently less toxic waste.
The historical research carried out by Cassina, the Le Corbusier Foundation and the heirs of the coauthors, has led to a series of product upgrades for the LC Collection with the aim of discovering the authentic spirit of the project. Cassina presents a reviewed palette of colours for the collection’s frames which will update the nuances originally identified in 1978 by Charlotte Perriand. The new tones were discovered during the analysis of models from the archives and museums.

レザー

50年を記念して新たにリローンチされたLCコレクション専用のLCXレザーには、全てオーガニックレザーを採用。ナチュラルフルグレインの牛皮革は植物タンニンなめしが施されております。レザー表面の水性セミポリウレタン加工仕上げは天然牛革の柔らかさ、風合いを生かしながら、表面を保護する役割を果たしています。ただし、この仕上げも素材の自然さを保つ目的で薄化粧としています。

Leathers

The entire Cassina leather collection is recommended for the LC Collection; the “LCX” organic leather is particularly adequate. Full-grain cowhide leather: dyed thoroughly, produced with tanning process that uses natural tannins and organic fabric materials. Water semi-polyurethane finishing that preserves the natural characteristics of softness and providing adequate surface protection against stains. Slight imperfections of the natural grain are a proof of the naturalness of the article. The leathers are tested for mechanical strength.

LC2※ニューヨーク近代美術館所蔵作品※ニューヨーク近代美術館所蔵作品

Designer

• LE CORBUSIERル・コルビュジエ
• PIERRE JEANNERETピエール・ジャンヌレ
• CHARLOTTE PERRIANDシャルロット・ペリアン

最小の構成で最大の快適性を実現することを目的としてデザインされたソファ、通称「グランコンフォール」。スチールパイプのフレームに背、座、アームのクッションを落とし込んでいく簡単な構造ながら、いまだにデザイン、快適性の両面でこのソファを超える製品はないと言われている名作です。また、家具の歴史上いわゆるコピー品が最も多く出回っている商品でもあります。 1964年ル・コルビュジエ存命中、カッシーナ社に家具の復刻の許可をした際、共作者のシャルロット・ペリアンに、デザインした1928年当時の技術・素材では不可能だった点の改善も依頼しました。 フレームの溶接方法、クロームメッキの質、それぞれのクッションの中身から革のレベルまでこだわり抜いたソファです。